1週間で退職 翌日に話し合い、合意和解する
本採用を見送ると正式に言われた。
あまりに短い期間。
だが前職が自分に非の無い解雇であり、その経験がまだ強く熱感を持って
残っていたこと。逆に期間の短さからか冷静には受け止めれた。
この冷静さがこの後の労使交渉で火種の元になるのだが・・・・
現実問題お互いにもう出社しなくていい、したくないという状況
自分も前回の解雇の経験、知識を使って即交渉の準備をして
話合いのセッティングをした。
会社側の主張としては能力的、仕事の熱意を見させてもらって判断した。
短い期間で判断したことは私の今後の為、試用期間3か月待って同じ結果で
あれば申し訳ない。会社としても早めの決断はありがたい面もある。
解雇にあたり和解金の準備もしている。
文面だけだと体よく切られるような印象になってしまうが
解雇通告の時に会社の誠意、謝罪の意思ははっきり感じられていた。
しかし私は前回の経験から裁判前提の主張、書面を提示する形をとり
交渉でやや不穏な空気感になってしまう。
会社「もしこの条件で進められるならこちらとしても戦うことになるよ」
今からおもえば会社側の提示をしっかり確認しないままこちらの
主張を押し付けたのは恥じるべき行動だった。
その場で会社側の気持ちを汲み取って謝罪と主張を取り下げて
和解に応じることにした。
短期間での能力不足を理由とした解雇はほぼ不当解雇になる見込みが高い
単純に条件をつり上げたいならそのまま席を立って訴訟に持ち込めばいい
(組合の団体交渉では恐らく決着しないケース)
訴訟にかかるお互いの費用、時間、改めて謝罪があり納得して和解となった。
私としても役に立たなかったことは頭を下げて交渉は終わった。